2003.12.15 | ●はじめてのオーダースーツがワードローブに加わりました。 私は、いつかパターンメイドで千鳥格子のスーツを作りたいと思っていました。そして、この度はじめてとなるオーダースーツを、ガーベル新潟さんで作ってもらいました。私はこれまでスーツやジャケットといえば、既製服しか買い求めたことがありませんでした。だから、見本の生地を送っていただいた時には、これが私のスーツに仕立てあがるのかと期待に胸がふくらみました。 1. 3つボタン段返りのナチュラルショルダー、ボックスシルエットでセンター&フックベントのお馴染みのスタイルです。やっぱりスリーピースを注文し、トラウザーズは2本お願いしました。 2. 千鳥格子の柄のスーツは、じつは人生で二度目となります。一度目は幼い頃、両親が私に買ってくれたものでした。まだ幼い私がすまし顔、その写真を今も覚えています。 3. ベストは6つボタン5つ掛け4ポケットと、もちろん私の好きなパターンです。この柄だったらほかの服と合わせて、オッドベストとしても使えそうです。 4. 私がこれまで持っていた既製服と違って、袖口には実際ボタンホールがあって開閉のできる本切羽になっています。ちらっと袖口から見える裏地も気に入っています。 5. トラウザーズは、2本お願いしました。プリーツはなくウォッチポケットが付くのは共通しています。1本は標準タイプですが、もう1本はサスペンダー仕様になっています。 6. 表地が内ポケットのところまで回りこんだ本台場仕立ても、オーダースーツで初体験です。 |
2003.11.03 |
●ボタンダウンクラブの会(10/21)に参加するため上京しました。 楽しみにしていたその日を迎え、私は東京行きのバスに乗り込みました。晴れ男の面目躍如たるお天気でしたが、車窓から見る富士山の頭は雲に隠れていました。東京駅に着いた私は、イベント会場の下見を兼ねて原宿方面へ行くことにしました。とはいえ、「市ヶ谷」には何が何でも立ち寄りたい私は、中央線ローカルに乗り込みました。 立ち寄りたかった「市ヶ谷」は、今は亡き親友との思い出の場所です。中学を卒業した年の夏休み、二人でお金を貯めて東京へ行き市ヶ谷のユースホステルで我々は2泊しました。当時の写真は焼失してしまいましたが、駅のホームのネームプレートの前で撮った映像を忘れません。この柱の両脇に二人の笑顔が見えます。(涙) イベント会場の下見が済んだ私は、時間まであちらこちらと歩き回りました。原宿から表参道そして青山通りは言うに及ばず…。そして、ネットの知人からのお勧めだったKENT SHOP青山さんを初めて訪れました。その落ち着いた店の雰囲気は、やっぱり都会の大人の隠れ家ですね。 KENT SHOP青山さんのほぼ向かい側には、ブルックスさんのお店がありました。ここでカメラを取り出しながら、KENT SHOP青山さんでも撮らせてもらえばよかったと少し後悔の念。そこから、石津事務所はどの辺りかとまた歩き始め、そのうちに今度は PRADA青山店を見つけました。しかもこのビルの誕生日は、私と同じ6月7日だと知りました。
さて、ここからようやくボタンダウンクラブのお話です。 <第5回 ボタンダウンクラブの会> 日時/2003年10月21日(火)18:30開場/19:00開演 場所/レストランシアター「オー・ゴッド」(原宿表参道) Part1 「ミッキーの古典落語を聴く」 ミッキー亭カーチスの名で5年前から立川流の真打ちをはるミッキー・カーチス。VAN 99 HALL にも落語で出ていたこともあるミッキーが、ボタンダウンクラブ会員のために久し振りに古典落語をやってくれるという嬉しいニュースです。 Part2 「蘇る"TAKE IVY"上映会」 1960年代半ばにVANはアメリカ東海岸に制作チームを送り込み、アイビーキャンパス内にムービーカメラを持ち込んで、学生達の生活をつぶさに記録した映画を作りました。"TAKE IVY"と題するこの映画は前編がアイビーキャンパス編、後編がニューヨーク編で、いずれも今は亡きあの天才ピアニスト中村八大氏がバックミュージックをつけたことでも話題を呼びました。 ※以上、ボタンダウンクラブの案内文からの抜粋です
ミッキー・カーチスさんの落語は、さすがに聴き応えがありました。それに気さくでいい方ですね。思いがけず、建築家のエドワード鈴木氏ともお話することができました。ハーバード大学院の出身だから、本物の元アイビーリーガーですものね。今回の会場となったレストランシアターも、エドワード鈴木氏が設計されたそうです。ハートのある方で、何といっても上品でかっこいい紳士ですね。 石津祥介氏が着ていらっしゃるクラブのユニフォームもとても気に入りました。筋金入りのアイビー諸氏のなかでも、格別の魅力があった特注の半纏を着た旦那さんのシブイこと。ボタンダウンクラブの会へ初参加が果たせて、この日は本当にうれしい一日でした。 |
2003.10.05 | ●絵本アイビーボーイ図鑑の復刻版が発売(9月末)されました。 「絵本アイビーボーイ図鑑」と「絵本アイビーギャル図鑑」は、そのむかし1980年に出版され、当時の若者におおいにアピールしてベストセラーになりました。この本は若い人たちの服装の知識とその着かた、つまりファッションの基本をシステマチックに楽しくマスターするためのテキストとして、アイビー・スタイルの集大成のつもりで書いたものです。 ※以上は、著者 穂積和夫さんの「復刊にあたって あとがき」からの抜粋です。 さて、私もこれらの原本(1980年発売)を持っていましたが、残念なことにある日焼失していたのでした。その後、何とか再び手に入れたいと、オークションで入札経験も幾度か…でした。最近では殆んどあきらめ気分でしたが、2003年9月末に復刻版が発売されたことは、私にとっては正しくビッグニュースでした。 昔学んだ教科書を再び開いているような懐かしさを感じながらも、いや、何度見てもやっぱり新鮮だとの思いが正直な感想です。伝統的な服装の基本が多く盛り込まれ、必須と思われるキーワードがいっぱい詰まっています。殆んどのページで上側3/4ほどのスペースには著者の穂積和夫さんのイラストが、そして下側1/4には穂積さんのコメントが書かれています。 これの原本が発売されるずっと前から、穂積和夫さんが描くアイビー坊や(正式名は IVY FRIENDS といいます)のイラストには、とてもお世話になっていました。そのイラストが魅力的なのはもちろんですが、何を隠そう穂積和夫さんの文章には独特の味があり私はそれにも惹きつけられるのです。 復刊された「絵本アイビーボーイ図鑑」と「絵本アイビーギャル図鑑」 |
2003.04.25 | ●ぶらぼー鈴木さんから記念プレートをいただきました。 ネットのお知り合い「ぶらぼー鈴木さん」が、TRADのホームページの60000ヒットを記念して、今度はGIFアニメーションの素敵なプレートを贈ってくださいました。そのGIFアニメの題材になっているのは、ぶらぼー鈴木さんのご友人である国分さんが所有する、あのKentのノベルティグッズ・コレクションだそうです。 ぶらぼー鈴木さん、国分さん、どうもありがとうございました。 ぶらぼー鈴木さん作 60000Hit記念プレート |
2003.04.22 | ●ぶらぼー鈴木さんから記念プレートをいただきました。 ネットのお知り合い「ぶらぼー鈴木さん」が、TRADのホームページの59700ヒットを記念して、こんな素敵なプレートを贈ってくださいました。モチーフになっているのはおそらく、「VANグラフィティ"アイビーが青春だった"」の書籍と、「VANのマグカップ」に入った一杯のコーヒーでしょう。何とも粋な計らいに、今日はとてもご機嫌です。 ぶらぼー鈴木さん、粋な計らいどうもありがとうございました。 ぶらぼー鈴木さん作 59700Hit記念プレート |
2003.04.06 | ●久しぶりにジャズライブに行きました。 2003年の2月、ネットのお知り合いBlueTrainさんのサイトがきっかけで、初めてこのジャズコーラスグループBREEZEのことを知りました。2002年のJazz Festaというイベントでのコーラスがアップされていたのでした。とても気に入った私にBlueTrainさんが、名古屋で「BREEZE」のライヴがあることを教えてくれました。 そんなわけで、2003年3月29日(土)の夜は、久しぶりにライブハウスへ出かけることになりました。生で聴く彼らのコーラスは素晴らしく、彼らの編曲を手がけてライブではバックで演奏していた野口久和さんのピアノにも大感激です。BREEZEを知るきっかけになった曲「Bridge Over Troubled Water」は特にお気に入りです。 彼らのステージを堪能したあと、BREEZEさんの「My Favorite Things」と、野口久和さんの「HOW ABOUT A DRINK ?」の2枚のCDを購入しました。そして、買ったばかりのCDに早速サインをお願いしました。予めBlueTrainさんの紹介があったので、私が名前を告げると「ああ、あのTRADさんね」とすぐにわかっていただけました。(笑)
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2003.03.09 | ●今年もシティマラソンに参加しました。 「さわやかな、ふれあい求めて…」は、地元シティマラソンの今年のキャッチフレーズでした。昨年が初参加のこの大会に、今年もまた出場し無事完走することができました。嵐のような強風が吹き荒れましたが、雨の心配は全くなく春の陽射しをいっぱいに浴びて、本当に気持ちのいい汗をかいてきました。 記念の大会でもあった昨年は、湾岸道路の開通前の区間がコースに充てられましたが、今年は例年どおりのコース設定での市街地マラソンとなりました。健康増進のため参加すること完走すること、そして何より楽しむことを目標に今年の走り初めから二ヶ月間、ジョギングで体を慣らしてきました。 自分でも信じられないのですが、スタート直後に思わず込み上げてきた涙はなんでしょう。無事に過ごすことができ今年も大会に出られたことに、きっと感激してしまったのでしょうね。練習の度に走っている5Kmの道のりは、完走するだけなら容易いものですが、大会本番の今日はスタート直後にスピードを出し過ぎました。いつもならとても気持ち良く走れる中盤あたりが、今日はとてもきつかった〜。 何はともあれ、こういうイベントは元々嫌いではありません。歳を重ねるごとにそれが倍増しそうです。来年もまた必ず出場したいです。
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